靴の選定は非常に難しいところがあります。
足の左右非対称はもちろん、外反母趾や浮腫みなどでのサイズ選定。
装具のあるなしや、股関節やひざ関節の障害による高さの差異合わせ。
そして室内用か屋外用かリハビリ用か、ご自身で着脱できるか介助が必要か。
そこからデザインやお色など、購入するまでに様々な問題をクリアする必要があります。
今回ご紹介するアサヒシューズさんの「快歩主義・屋内用L141RS」は、
微妙な幅のサイズ合わせを気にせずに履けるタイプとなっています。
最大の特徴としては、インソールの有無と面ファスナーを調整することによって、
4Eから7Eサイズまでをカバーできるところです。
それでは見てみましょう。
面ファスナー部分が広いので、足のサイズによって締め具合の幅が広がりますね。
ここまで開きます。
インソールを外すことによって足囲がかせげますので、5Eから上は外せばOKですかね。
また、親指の長いオブリークタイプ対応とのことなので、ゆとりがあり窮屈さを感じさせない作りです。
かかとつまみは掴みやすい大きさです。
靴底はラバーで軽いパターン。やはり施設内用という感じです。
長さが合えば、外反母趾、浮腫み、厚手の靴下着用(2枚履き)など、
左右違いも含めてこれ1足で対応できますね。
編集部内で試してみたところ、ファスナーの留め具合での感覚が
かなり違うとのことで、確かに楽とのこと。
生地はさわり心地の良いパイル地で、丸洗いができます。
長さサイズは6サイズでお色は3色。(写真のネイビー系、ベージュ系、ワインカラー系)
お値段は7,590円(税込)です。
ちなみに快歩主義シリーズは全て日本製。
院内、施設内用をお探しで、靴幅選定でお悩みの場合に、
選択肢の一つとして良いと思いました。
参考:参照サイト