毎年夏に開催されます、ヨコハマヒューマン&テクノランド、
通称 「ヨッテク」へ。
今年も賑わっております。
障害福祉機器の展示会では規模が大きいものになりますが、
今年は特にお子様向けが多い印象です。
バギーの展示コーナーには、PTの先生が選定のお手伝いを。
かなりの種類が展示してありました。
メディファブさんのシャトルディスカバリーもありましたね。
こちら現物は初見です。
取扱はユーキ・トレーディングさんになります。
モジュラー機能やティルト、リクライニングの設定がしやすい。
ベースを付け替えれば、安定したイスやゆりかごにもなります。
もちろん呼吸器、酸素ボンベにも対応。
ビックリしたのがこれ、二人乗りにもなるよ!
乗り方がこれ↓
ちょっと日本のメーカーでは発想しないかな。
前から興味があった機種でオプションも色々とあり、思わず感心してしまいました。
次も現物初見の噂のリショーネ。
パナソニックエイジフリーさんの電動ベッド&車いす。
これが、
こうなり、
こうなる!
トランスフォーマー!
凄いですね。
ほぼ寝たきりの方を想定しての機器ですが、
導入にはそれなりの環境が必要とのことでした。
まず164kgという重さ。
最近の3モーターは80kgほどですので倍の重さですが、
サイズ、取り回し、動線等考えたら設置場所が限られますね。
で、目的の移乗介助は確かに楽です。
リモコンも使いやすく見やすいものなので操作感も良好。
広いお部屋でゆったりとケアするのに最適でしょうね。
それにしても組立はどのような感じなのか興味あります。
3モーターはひとりで搬入から撤去までできますが、
これはさすがにね。
WHILLも出展しておりました。
カバーもいろが選べて個性が出せます。
そして事故の件数が増えて社会問題になっております、
アクセルとブレーキの踏み間違え。
その対策に考案されました、ナルセ機材有限会社さんのワンペダル!
実際体験してみました。
踏めばブレーキで右に足首を倒せばアクセル。
なるほど簡単。
構造もシンプルで、既存の車に取り換えられるそうで、
費用は20万円ほどだそうです。
教習所で練習させてもらってから公道でって流れはどうなんでしょうか。
普及に期待しましょう。
今回はマグネシウムの製品も数点ありました。
まずはマクルウさんの杖。
とにかく軽い。剛性もあります。
アルミの杖もいいですが、軽さを求めるならこれからはマグネシウムかも。
そして車いす。
橋本エンジニアリングさんの車椅子は良かったですね。
現在はカーボンが主流ですが、マグネシウムも軽い!
カーボンは成型するともうリサイクルできませんが、
マグネシウムは成型してもリサイクル可能なので、
材質としてのポテンシャルがあります。
難点は、成型加工出来る工場さんがあまりないところ。
それにしても今後の車椅子の進化はマグネシウムかもしれませんね。
じっくりと取材したい対象でした。
その他は、
JALの金属ゲート用車椅子や、
機内用車椅子なども展示されており、
他にも福祉車両や電動車椅子、入浴用品や排せつ用品、
また日常生活にあると便利なグッズなど、
様々な商品が展示されていました。
イベントコーナーでは、パラリンピックにむけての各種スポーツなどのデモや、
ボッチャやレーサーの体験など、お子様も楽しめるイベントがあり、
会場はとても賑わっていました。
途中の昼食ココイチ!
ケータリングカーとかあるんですね~
美味しくいただきました。
まとめ
福祉機器の相談やお買いもの、情報収集など、
とてもためになるイベントですので、行かれたことが無い方は
是非一度、参加してみてはいかがでしょうか。
詳しくはこちらへどうぞ↓
2018年は、7月の20、21日開催です。(パシフィコ横浜)
参考:参照サイト