2017年のヨッテク、HCR(国際福祉機器展)に、
橋本エンジニアリングさんのマグネシウム車いすが展示されていました。
オートバイ発祥の地で有名な浜松市のメーカーさんとして、
車いすの製造を始められたそうで。
(上記2枚は2017ヨッテク)
こちらの車いすは、まず「軽さ」を追及したモデルで、
特筆すべきはマグネシウムを使った日本初のモノコックフレーム。
まずマグネシウムですが、とにかく加工が大変。
溶接、成型など、かなりの技術が必要です。
そしてマグネシウムのメリットですが、
①軽量
②強度が高い
③高い衝撃吸収性
この3点は、競技用含めて車いすに必須の要素といえます。
今回は競技用やアクティブユーザー用の展示がメインでしたが、
今後は高齢者用なども追加の予定だとか。
こちらのモデルはリジッドモデルですので、
軽さ含めて取り回しがかなり良いと感じました。
ハンドリムやシャフトはチタン製とのことで、更なる強度と軽量化が
計られているようです。
現状のアクティブユーザー用の車いすの中では、
素材含めてかなりのポテンシャルを感じました。
今後折り畳みなどは、技術的な部分はあるかと思いますが、
非常に楽しみにしていきたいと思います。
参考:参照サイト